『紫影のソナーニル』感想、第4弾。第4章の感想です。
例によって、ネタバレがいやな方はクリアした上でご覧ください。
それでは続きからどうぞ。
リリィが。リリィが可愛いー!
私、ネコ耳大好きなんで、いつリリィがあのネコ耳姿になるのかと期待しておりました。
想像以上の可愛さです。あの、「ニャー」を練習するところとか。表情、台詞ともに可愛いです!
あと、ネコ人たち(というか、ルシャ)に認められるために必死にネコっぽくなろうとしてるところとか。
ここで多少は助け舟を出すけど、全面的に助けたりはしないマオが素敵。マオの「できてる、できてる、できてる風」って台詞に吹きましたw あの、高槻さんの演じ方(言い回し)がすごい好きです。
あと、猫試験のとこで「たしなみ」を連呼するリリィも可愛かったなぁ。リリィ、「たしなみ」って言葉知ってたんだなw
それにしても、ルースは男前だねっ!
キャラデザのイメージからちょっとやんちゃな悪ガキを想像してたんだけど、そんなこともなく。
猫たちに満遍なく接するわ、リリィの目的をちゃんと分かって、リリィを壁の向こうへ通してやろうとするし。
ルシャはルシャで可愛いよね。ちょっと嫉妬深いというか独占欲が強いみたいだけど。でも、ご機嫌になったとリリィを案内してるルシャは本当に可愛い。
って、萌萌してたのに。
なのに!
エジソンガールズのせいで、ルースの様子がおかしくなっちゃうし。まあ、そこまではいいでしょう。直ぐにルースは我に返ったし。
その後ですよ。問題は!
天使がきました。いつもの展開かと思いきやAがやってきません。
そして。そしてルースが。
ルースがふらふらと歩き出します。
そんなルースに「死なないで」と言う猫人たち。それも今まで何度も死んだことがあるような口ぶり。
ここで「ん?」となりました。だってルース生きてるじゃん(この地下世界でという意味で)。鉄化するのを「死ぬ」とは言わないよねぇ、とも。疑問一杯浮かべつつもゲームを進めてみたらば!
ぎゃー!!
ルースが死んだー!
こここ、怖いっ! AKIRAさんの描いたルースの死体怖い! 白目剥くとか止めて!
思わず思ったね。「このゲーム、18禁の意味、間違ってるっ!」ってw
あんまり怖くて微妙に視線をずらしながらゲームを続けました。
その後、直ぐ復活したけど、腕とか曲がったままだしやっぱり怖い!
この章でいろんなことがあらためて分かりましたね。地下世界の住人は既に死んでいること。だけどルースを除き、死体は地上には残ってないこと。
そう、地上。地上で黒猫たちに導かれてエリシアさんが一人の死体を見つけます。ルースだよね。黒猫はルシャだって思っていいのかな?
もう、この辺りがすんごいしんみり。すんごい悲しい話だよなぁ。
誰にも見つかることなく一人だった死体がエリシアに見つけてもらえたのはいいことかもしれないけど。だからって生き返るわけじゃないし。
あらためてエリシアにここの住人は既に死亡していると突きつけただけだし。
この章はルースの死体姿と地上パートの悲しさで前半の萌がどっかいっちゃったよ。
そして更に。最後、天使を撃退したのにルースがモールになってしまうとこがまた!
それでもみんなに「そんな顔するな」と言うルースが男前だなぁ。
ちょっとだけ、モールになった姿を見たい気もするけど、見なくて正解でしょう。あの、腕だけの絵だけでも悲しいから。
今、感想書くためにシーン鑑賞で『鉄/ルース』を見直したけどやっぱ悲しい……。
もう、誰だ。桜井作品は「子供には優しい」って言ったのは。
それ信じてたのでルースのまさかの展開に、度肝を抜かれたよ。信じた私が悪いのかもしれませんがw
ああ、こんなしんみりしたままでは感想終われない。
だから最後に一言叫んでおこう。
ネコ耳リリィ最高ーー!!
それでは4章の感想はここまで。
よろしかったら次もお付き合いください。UP時期は未定です。
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